新歓特別連載:たまげきのおしごと vol.2 役者編
これ読んでる新1年生いるのかな、どうも旧1年の小田部です。
今回は劇の花形、役者さんのお仕事について説明していきます。
と言っても、役者さんの仕事というものは演劇をやってこなかった人でもなんとなくわかるものでしょう。
・役者
役者さんのお仕事というのはシンプルに言えば舞台に立ち演技をする事でしょう。
しかし本番の舞台に立ち完璧な演技をするためには非常に多くの準備を要します。
役者さんのお仕事とはそれすなわち準備する事、と言えるのではないでしょうか。
では、多摩劇での役者さんがする事の流れをざっくり説明していきましょう。
まず主宰さんによって劇をするためのグループ、vol.0で説明した座組を立ち上げます。
その中で役者をやりたい人を募って本読みという台本を声に出して読む事をしながらオーディションを行います。
が、オーディションと言っても役者やりたい人は大体役者をやれてる印象が強いです。
あんまり落とされたーとかにはならないです。
ですので役者をやってみたいと思ってる新1年生のみなさんは物怖じせずぜひ手を挙げてみてください。
そしてオーディションののち自分がやる役が決まったら稽古が始まります。
稽古はどのくらいの期間でやるのか、と思う人がいるかもしれませんがこれは主宰さんや演出さんによってまちまちです。1ヶ月や2ヶ月という長い期間を使う代わりにその期間の間週3とかで稽古をする人もいれば2、3週間という短いスパン、ただし稽古週6でっていう人もいます。
ここらへんは座組が作られる時に主宰さんから説明がされると思うのでそれを聞いてこのスケジュールならできる!と思ったらぜひやってみてください。
稽古中何をしてるかというと最初の15分は声出しと言ってまあなんか軽ーいボイトレ?みたいな事をして声を張れるような状態にしておきます。
その後は演出さんがこのシーンやるよーといった感じで指示を出しそこのシーンをやって演出さんがこここうじゃね?とか言ったりこのキャラ何考えてんの?とか考えてみたりしたりしていく感じです。
てな感じを本番まで繰り返していき最初は本を読む、それに動きが伴い、本を見ずともセリフを言えるようになり、音響照明に合わせて動けるようになりといった感じで段階を踏んでいき最終的に本番を迎えます。
簡単そうに書いてますが大変です。
1番お客様に見られる仕事ゆえプレッシャーは半端ないです。
また文章を覚えられる人じゃないとちょーっと厳しいお仕事かもしれません。
また人によってこの劇は出来るけどその劇はちょっと…みたいにと合う合わないみたいなのも出てきます。
そのため正直言うと役者のなり手はあんまり多くないです…
な、の、で!
是非今年入る1年生の皆さんには役者を経験してみてほしいなーと思ってます!
なり手が少ないからね!!!
役者さんは大変です!
でも人前で何かをするタイミングがいずれ来ます!
その予行演習と思って役者を少しやってみてはいかがでしょうか。
やってる中で新しい自分に会えるかもしれません!
多摩劇一同役者をやりたい1年生も役者をやりたくない1年生もお待ちしておりますのでとりあえずブースに来て話してみてくださいね〜
次は音響と照明!!!
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