ストローでの挑戦
どうもー!!早くも多摩劇ブログ2度めまして!
次の夏公演で役者をやる1年生の川上です!
今日の稽古には、腹式呼吸の発声の練習として「太めのストローを口にくわえながらしりとりをする」という楽しいゲームがありました!
ストローから空気が抜けてしまうので、しっかりとお腹から発声しようとしないとなかなか相手に言葉が伝わりません。
写真で見るとシュールですが、しっかり言葉を伝えようと、みんな真剣です(多分)。
その後は、前半部分の荒通し(通し稽古ほど厳粛なものではないけど、そういうようなもの)を行いました!
シーン毎の稽古では分かりにくかった感情が、流れを汲むことによって掴めたり、シーン毎の稽古の時には出来てたことが、通してやると失敗したりと、色々な発見があった稽古でした。
失敗というものは、どうしても気持ちを落ち込ませてしまうものです。失敗を恐れる必要はないと頭では分かっていても、つい恐れてしまいます。
少し話が逸れますが、失敗しない人生が幸せな人生となるでしょうか。
僕はそうは思いません。
失敗しない人生を想像してみます。何をやっても出来て当たり前。好きになった人には好かれ、金持ちになりたければ金持ちになれます。
今の僕が急にそんな人生になったら嬉しいでしょう。幸せでしょう。しかし、生まれた時からずーっとこの状態の場合、どうでしょうか。楽しいでしょうか。
"普通の人が失敗と呼んでいる出来事こそが、人生に感動や感謝、新しい出会いといった、幸せな人生を送る上で必要なものすべてを運んでくれるんだ。"
(『上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え』喜多川 泰、より)
この言葉の通り、《失敗》は「幸せな人生を送る上で必要なものすべてを運んでくれる」素敵なものです。
《失敗》の数=《挑戦》の数。です。
もちろん、失敗して落ち込むことを非難しているわけではありません。その、落ち込む、という感情は紛れもない自分の感情なので、感じるべきだし受け止めるべきだと思います。
そのうえで、《失敗》を越えることが大切なのだと思います。
"誰よりも多くの成功を手にした人は、誰よりもたくさん挑戦した人でしかない。同時に誰よりも失敗を経験してきている。"
(『上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え』喜多川 泰、より)
《成功》⇔《失敗》⇔《挑戦》。
この3つは密接に繋がり合っているものです。
なので、あえてこういう言います。
稽古で、みんなで、《失敗》を積み重ねた公演。
ぜひ見に来てください!!!
たくさんの方々のお越しをお待ちしております。
以上、川上でした。