2022夏公演『崖』いよいよ開演!
本年度の夏公演は、大前粟生さんの小説『だいじょうぶのあいさつ』(『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』所収/河出書房新社刊)を原作とした”空想文芸演劇”作品『崖』を上演します!
ぜひ、ご来場ください!
〈公演概要〉
『崖』
原作:大前粟生『だいじょうぶのあいさつ』(『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』所収/河出書房新社刊)
企画・脚本・演出・等:佐藤優太
出演:杉山ひなた、上原諒太、平山美玖、藤森玲海、川端章嗣
〈上映スケジュール〉
7/13(水)18:00〜(開場:17:30)
7/14(木)18:00〜(開場:17:30)
7/16(土)13:00〜(開場:12:30)
(上映時間は約75分を予定)
@法政大学多摩キャンパス EGG DOME 5Fホールにて
入場無料
〈企画について〉
大前粟生さんの小説『だいじょうぶのあいさつ』を演劇作品として上映したら面白くなるのではないか…。最初は直感といっていいものでしたが、幾度となく原作を読み返して脚本を作っているうちに、いま、このタイミングでやる意義のある作品だと強く感じるようになりました。何かを言葉で表すことは、同時に何かがこぼれ落ちていくことでもあると思います。そのようなこぼれ落ちていってしまうことを見捨てず、掬っていくような、そんな作品になればいいなと思って作りました。ご期待ください。(企画・脚本・演出:佐藤優太)
〈Twitter〉
〈スタッフ〉
舞台監督:川端章嗣、佐藤彩乃
演出補佐:泉水悠
音響:西村竜彦、鈴木悠天、呉作棟、米澤美紀、濵田明花里、石塚裕貴、坪内春翔
照明:指田進之介、前田瑞穂、キムヨンス、矢崎俊輔、北島熙子
宣伝:榊原理央、宮本朝佳、酒寄財、西村竜彦、泉水悠、佐藤優太
制作:藤田優吾、羽染徹、見山紗月、根本玲奈、阪本かの、大山佳祐、鈴木健斗、夏秋ムラディル、高橋慧、印南束紗、船木翔平、後藤瑞貴、森井えり子、角田慶祐、新井乃愛、高橋慧、宇賀地蒼空、柴田佳
演出協力:大山佳祐
音響協力:嵯峨明、森井えり子、根本玲奈、佐藤彩乃、泉水悠
小道具制作:榊原理央、佐藤彩乃
宣伝美術:西村竜彦
製作:たのしみ伝播クラブ
リモート裏公演『まがいもの』配信中!
「まがいもの同士、仲良くしようや」
夏(リモート)裏公演『まがいもの』を、9月9日(木)18時~多摩劇Youtubeチャンネルにて生配信します!
〇公演概要
夏(リモート)裏公演
たのしみ伝播クラブ『まがいもの』
9月9日(木)18時~ 多摩劇Youtubeチャンネルにて生配信予定。
(アーカイブはこちら)
企画・脚本・演出:佐藤優太
出演:大山佳祐、藤田優吾
〇あらすじ
只今スランプ中の小説家・永井サワークリームオニオン。彼はいま何を思い、そして何を見るのか。
〇本企画について
多摩劇でのリモート演劇1作目であり拙作『カタストロフィーはまだ』から一年。”アディショナル・インパクト”を起こすべく、再びリモート演劇を作っています。どうかご期待ください!(企画・脚本・演出:佐藤)
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劇団ばいたり茶、今日から配信ですよ!!
こんにちは。佐藤彩乃です。
いよいよ本番ですね!
我がチームメイト北島さんのブログに感化され、頼まれてもないのに勝手に文章を書いてチームメンバー達に送ったところ、なんか公式に採用されてしまいました。
公演当日のブログの内容、これで大丈夫…?
以下です。
——————————————————
(非公式たまげきブログ)
旧同期も新同期もだいすき
2021/7/12
こんにちは。
人生最大の敵は課題と〆切。そのおかげで美大退学、留年して3回目の1年生となってしまいました。佐藤彩乃です。
現在は長年こびりついた心を入れ替え、強敵克服頑張っています。
そんなわけで、私には同期が2学年いるのです。
しばしば、自分がどんな立場に居ればいいのか分からなくなります。
ここから本企画の話題。
今回、劇団ばいたり茶の脚本・演出は、初めて同期(旧)が担当しているのです!これがとても嬉しいのですよ。
企画書を見まして、え!藤田君とたっつーが脚本なの!やりたい!!!と、
当時別のサークルで稽古中だったのに、溢れる気持ちは止まず、役者の応募に飛びついてしまいました。
(他サークルの公演が終わるまで一週間、向こうを優先しました。チームのみんな、企画の羽染さん、無理を聞いてくださってありがとうございました。)
そして始まった稽古、これがまあ楽しくて。
演出の同期(旧)めいめい(嵯峨さん)の稽古では、はじめはみんなで台本を見て、全ての台詞の意味や感情、シーンの意味を丁寧に考えていきました。
その台詞を読む役者だけでなく、相方にもいつも意見を聞いてくれて、いろんな視点からより納得いく読み方を見つけていけました。
こうやって脚本について深堀りして話し合っていくの、わたくし大好きです。
深掘りが進むにつれ、読んでみたときに色がついていくのが楽しい!
役者の相方は、同期(新)のきこりん(北島さん)。自然で、細やかな表情が豊かな演技で、劇での会話が楽しいのです。
いつも今の良いな~とか上手いな~とか思っているのですが、次の稽古になるたびに、さらに素敵ポイントが増えていて、もうどうすればいいのかと焦っておりました。
自分も追いつくために、それと劇の中でもっと楽しく相手と会話したくて、稽古外の空いた時間は役や脚本の考察ばかりやっていました。
こんなにのめり込むとは思っていなかった。
穏やかで安定した稽古場の雰囲気を作ってくれて、物語を、二人の仲の良さと楽しさが輝き、寂しさの漂う劇に導いて仕上げてくれためいめい、繊細に表情の変わる会話で、結希大好き!にさせてくれたきこりん、二人ともありがとう。
——————————————————
公演直前のブログなのに、チームメンバー達へのラブレター載せちゃったけど…いいのかな……
まあ、ばいたり茶楽しそうだなって思って頂ければ。その一例ということで、どうかよろしくお願いします。
さあ、 公演は今日と明日の二日間です!!
今回の脚本「掌編zoom戯曲集『電話』」 と「あくまで世界最後のエンゲージ」
どちらも、
たまげきzoom公演では新鮮なクレイジーさ
いつものようにzoomの利点を最大限生かした、繊細な感情表現
の合わせ技決めてきてます!
楽しい!!
しかも、チームによってかなり雰囲気もキャラクターも変わって、全然違う魅力が引き出されてます!
面白い!!
アーカイブもちゃんと残りますので、
見てくださいね!!全チーム良いから!!!!
では配信でお会いしましょう。
公開情報↓↓
<上演方式>
Youtube Liveにて、生配信予定。
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こんにちは!web担当の宮田です!
皆さんこんにちは!今回web担当という仕事で公演に関わらせてもらっている宮田です!
web担当っていうのはzoom内で役者さんたちが演技しているのをYouTube に流すという役割なのです😊
公演の最中は映ることはないので幻のシックスマン的な感じで捉えてくだい👌
さて、公演初日は7/16と明日に迫ってます。
いや〜楽しみですね!
私も役者さんたちの演技とてもとても楽しみにしてるんです😊
web担当という配信する側ではありますが、1番のお客さん!みたいな気持ちでやらせてもらってます😂😂
一緒に公演みて盛り上がりましょう🙌🙌
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演出担当からひと言
はじめまして、2年演出担当のせんちゃんです。
今回の公演も、前回に引き続きzoom公演という形になりました。zoomでの演劇は、実際の舞台で行う演劇と違い制約が多く、脚本の世界観を表現するのにかなり苦労します。外部で演出・役者としての経験は一応ありますが、画面上だけで展開されるお芝居をつくることが、こんなに難しいとは思っていませんでした。
知った風な口をきいていますが、私は今回が多摩劇での初演出です(笑)。ちなみに今回私が担当した役者の2人も、今年から多摩劇に入った人たちです。フレッシュですね。
今回の演劇についていろいろと書きたいところですが、伝えたいことは文章ではなく本番のお芝居で伝えるのが役者です。
↑このセリフ、いつか言ってみたいと思ってます。
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こんにちは 役者の石塚です。
こんにちは。一年の役者で石塚と申します。
今回のオンライン公演に参加させていただくことになりました。人生で初めての経験で本番まで緊張と楽しみが入り混じった気持ちで過ごしています。
私が演技する作品は電話☎をテーマにしたもので三つの短編劇で構成されています。どの作品にも少し変わった人物が登場し、独特な世界観が繰り広げられています。ぜひ、ご覧ください。
この劇では演出の指田さんと同じく役者をする杉山さんと共に稽古に取り組んできました。このお二人だからこそ、ここまで楽しくやってこれたと思います。二人には感謝しかありません。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
私たちのグループの演劇は7月16日金曜日、夜6時30分から法政大学多摩演劇研究会というYouTubeチャンネルでライブ配信します。見てくださると嬉しいです。
ではこの辺で失礼します ありがとうございました。
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<上演方式>
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”役者”の北島です!
こんばんは。1年の北島です。
今人生で初めてブログを書いています。拙い文章ですが、最後まで読んでくださると嬉しいです!
私は中学の時は箏曲部、高校は帰宅部と演劇とは全く縁のない人生を過ごしてきましたが、大学を機に演劇をはじめることにしました。もともとドラマを見ることが好きで、演技に興味はあったもののなかなか機会がなかったもので、、
さて、そんな初心者の私は今回役をいただきました。
藤田優吾さんの『あくまで世界最後のエンゲージ』の中の結希という役です。演出の明さん、〇〇役のさとのんと女子三人でチームを組んでいます。
その名もチームweekend!
由来は長くなるし、ネタバレにもなるのであえて端折りますね。
相手役のさとのんは演劇経験者で本当に演技が上手です。もう尊敬してます。明さんは演出の指示を的確にしてくださってとても助かってます。わからなくても聞いたらわかるまで説明してくださるし、ありがたいです。全員女子ということもあり、毎回の練習が楽しく、充実した時間を過ごさせてもらってます。
初めて演技をするということもあり練習期間の約一ヶ月間は新鮮でした。新鮮さと同時に演技って楽しいなと感じています。
以上です!最後まで読んでくださりありがとうございました!!
本番までもう一週間をきってしまいました。最高のものをお見せできるようにあともう少しの間頑張ります。
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公演のあれこれです、読んでください!
久しぶりに書きます、二年生の西村です。今回、多摩劇三回目のzoom公演となっております、どうぞ、よろしくお願いします!
・脚本と公演のこと
今回の公演ですが、脚本が二種類用意されていまして、それぞれに二つのチームがついて、演じる形式です。一度の公演で四回楽しめます、とてもお得です。
脚本の一つは、藤田優吾『あくまで世界最後のエンゲージ』。「世界最後」と銘打たれるように、遊星の落下で滅亡する世界と、そこでのzoom通話が題材です。
これまでにもたくさんの名作を生んできた、「世界最後(世界の終わり)」という強力なモチーフを通して、多くの示唆を僕たちに与えてくれる作品だと思います。
そんな作品の持ち味を引き出してくれる、演出と役者の技量に要注目です。皆さん、お見逃しなく!
もう一つの脚本は僕の書いた、西村竜彦『掌編zoom戯曲集「電話」』。「電話」というシチュエーションを舞台にした、三つの短編からなるお芝居です。一度で三回楽しめるということです。お得です。
作品としてはコメディなのですが、どことなく違和感のある、ズレた世界を描いています。要するに、ある種ホラーでもあるわけです。それが伝われば嬉しいですね。
こちらも勿論、演出と役者、その技の妙に着目して欲しい作品です!皆さん、お見逃しなく!
・稽古のこと
今回僕は、「電話」の演出としても参加しております。僕のチームで参加してくれている役者二人(根本、ムラディル)は、とても優秀です。本当に、二人が居てくれて助かりました。
二人とも、飲み込みがとても早いんです。演出を受けて、すぐに順応してくれます。ただ、至らない演出ですから頻繁に指示を変更します(スミマセン……)、それにもすぐに対応してくれます、とてもありがたいことです……。
根本さんはダンスをやっていたそうです。僕の知っている限り、ダンスをやっていた人はみんな演技がうまいです。根本さんも、その例に漏れず、光る演技力を持っています。やっぱり、身体を動かす感覚が鋭いのかもしれません。必見です。
ムラディルくんはサッカー部だったそうです。ヨーロッパのサッカー、特にドイツが好きらしいです。稽古中行き詰ったとき、様々な意見を出してくれて、頼りになる存在。彼の光る演技、注目してください。
僕たちの稽古場は、二人に支えられていたと思います。僕の能力だけでは、稽古自体成り立たなかったんじゃないかと。二人には、頭が上がりません。
また、今回の公演には演出補佐として入ってくださった先輩方がいて、その支えもなければ稽古は進みませんでしたし、他のチームで頑張ってくれている演出、役者が居なければ、そもそも公演が始められませんでしたから、ありがとうございました……。
稽古外でもそうです。主宰(羽染さん、優吾)、ウェブ担当、制作、脚本、企画を承認してくださった方々、皆さんのおかげで公演ができています。そのことを、この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました!
残り一週間、ラストスパート、頑張っていきましょう……!
・終わりに
ここまで読んで下さった方、ありがとうございました!現在、「劇団ばいたり茶(ティー)」一同、真心を込めて劇を制作しておりますので、ご期待ください。
公演はYouTubeライブにて行われます。「法政大学多摩演劇研究会」のYouTubeチャンネルを登録していただけるとスムーズに視聴が可能です。
読み方は、ばいたりてぃ。
おはようございます☀️ 多摩劇代表の羽染(はそめ)と申します。
コロナ禍が続き、対面での稽古が難しい中、多摩劇は過去2回に渡り、zoom公演を行ってきました。多くの人に多摩劇の公演を届けることができ、大変嬉しい気持ちです。ご来場いただいた方々本当にありがとうございます。
zoom公演、勿論全員が初めて経験することでしたので、たくさん壁にぶつかりました。しかしその分、多くの経験値を獲得できたのではないかなと思います。
そんな今までにない経験を積んできた多摩劇から新たなzoom公演のお知らせです。
「劇団ばいたり茶」、旗揚げ公演じゃ〜!!!
うおおおおおパチパチパチパチ...。
6月の半ばから稽古が始まり、ドタバタとしているうちに気づけば公演1週間前。あ、ブログ...ブログ書かないと...! と思い立ち、現在執筆中なのです。
というわけでこれから劇団ばいたり茶の座組み員がどんどんブログを更新していきたいと思います。
お楽しみに〜〜〜!!!
さて、お待ちかね、「劇団ばいたり茶」公演日程です。
「掌編zoom戯曲集『電話』」
7/16(金) 18:30〜 チーム???
7/17(土) 17:00〜 チーム???
「あくまで世界最後のエンゲージ」
7/16(金) 21:30〜 チーム???
7/17(土) 21:00〜 チーム???
...あれ、フタツ...???という声が聞こえてきそうですね。いや、聞こえてきます。
そう!
今回の公演なんと、脚本二本立てなのです!豪華だー!
優秀な後輩達がzoom用の脚本を仕上げてきてくれたのです。本当にありがとう...感謝... 謝謝...。
さて、気になる内容はというと....こちらのチラシをチェック!!!↓
ドン!!
良きチラシ...制作チームありがとう...。
皆様、どんな内容になるのかイメージつきましたでしょうか??個人的には良い意味でそのイメージを裏切ってくるような、見応えのある作品に仕上がっているのではないかなと思っています。ぜひ、お楽しみに。
というわけで、簡単な主宰挨拶と情報解禁でした!
次回ブログは、本公演の脚本と演出を担当してくれている、多摩劇のアクティブメンが書くみたい...彼はきっと文才なので、面白いブログを描いてくれるんじゃあないかなと密かに期待しています。
では、この辺で。最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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多摩劇電波クラブ第二回公演 終演
こんにちは。多摩劇4年、今回の企画者の糸魚川です。
多摩劇電波クラブ第二回公演『近くて遠い同窓会』全公演終了いたしました。
もう見た人はいかがでしたか?面白かったですか?動画の概要欄のグーグルフォームにご感想などをお願いします。
まだ見てない人はぜひ見てください。対面の演劇とは違って、途中でトイレにも行けるし、携帯の電源は入れていていいし、会場内で飲食をしてもかまいません。どうぞ、お気楽にお楽しみください。
さて、座組員に寄り添った総括、ではなく、個人的に公演の振り返りをさせていだだこうと存じます。
前提として、今年度は多摩演劇研究会を含めた、うちの大学サークルは対面での活動を禁止されていました。現在も対面でのサークル活動は禁止です。おかげで4年生の私は、せっかく昨年度の秋と冬で育てた後輩との共演の機会を、奪われたわけですよ、ユルサナイ。
そんな中、当時の会長の加藤は、交流会など、対面じゃなくてもできる企画をあれこれ模索してくれまして、おかげで何人か1年生が入ってくれました。さらに、9月末には佐藤君が、1年生を交えて『カタストロフィーはまだ』を上演しました。「対面禁止では演劇の活動ができない」という壁を見事に打ち破ってくれたわけです。そして幸いなことに、この公演を見た後にも、多摩劇に1年生が入ってくれました。
オンラインでも演劇ができることを示し、さらに新しく追加で1年生が入った!これはこのままどんどん演劇の公演を打って、多摩劇をもりあげてくれそうだな!後輩たちは優秀だなぁ、これからも多摩劇は安泰だ、そう思っていました。ここまでが前提です。
…ところが、
10月 オンラインたまり場作成。おしゃべりやゲームなどの企画
11月 演劇のワークショップ(2日)
12月 Among Usを納会の前にやる
…公演の企画でてこないんですけど!?おいおいおい!いつもなら9月の秋公演やったら12月に冬公演をやっている頃だろ!?おい!2年!!公演を!打て!!秋に入った1年生が演劇しないまま先輩になっちゃうよ!??育てろ後輩を!……あ、俺がやればいいか、と思い立ったのが11月中旬。長くなりましたがこれが今回の企画の始まりでした。
こういった経緯で動き出した有能な糸魚川君は、まず同期の木村綾里に泣きつきました。
「あやりーん、オンラインの台本書けない?私じゃ書けない無理!助けて!」
そう、泣きついて台本を書いてもらいました。ほんとうに助かった。彼女がいなければ今回の企画始まらなかった。ありがとう。
そして12月末に台本が完成。台本を会長の加藤と佐藤君に提出し、公演日程を相談しました。期末テストを避けて2月から稽古をはじめようということになり、公演の日は3月になり、企画の実施が決定しました。
次にやったのは、演出の委託でした。私が演出やって1年生と距離詰めても、2か月後にはお別れですからね、後輩に任せようと思ったわけです。
演出を新歓でやろうとしてたし、舞台全体を俯瞰する視点を持ってるから演出も余裕だろうと中村へ、役者として自らが楽しむって姿勢を持っていて、後輩に良い影響を与えそうだと榊原へ、しっかり者で自分の頭で考える能力が高いし、演出でもしっかり意見を言えるだろうと大山へ、こんな感じで、昨年度の秋共演した2年生で、感覚や理論をちゃんと言葉にできそうなメンバーに声を掛けました。ブログをを見る感じ後輩から尊敬や感謝をされているようで大成功だったと思います。優秀な後輩たちですわ。
こっちからお願いせずとも、ウェブ担当は前回のノウハウを生かして佐藤君が統括してくれて、結果的に仕事は全部後輩がやってくれました。佐藤君本当にありがとう。優秀すぎる。いろんな事に気が回る、すごく仕事ができる、ありがとう。
はい、私の振り返りは以上です。公演の運営は若い衆に全部任せていたのでもう何も話すことがないんですよね。この公演の始まり方しか語ることができませんでした。
だから、私の物語はここでおしまいです。ですが、この公演に携わってくれたみんなは、この物語の続きをそれぞれ持っていると思います。みんなにとって、多摩劇電波クラブ第二回公演「近くて遠い同窓会」はどうでしたか?
仲良くなれましたか?楽しい思い出になりましたか?演劇にのめりこむきっかけとなりましたか?
この公演の中で一人一人が紡いだ物語が、これからも続いていく君たちの物語の中のかけがえのない1ページになってくれたらうれしいです。
長文失礼しました。それでは、さようなら。
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多摩劇電波クラブによせて(ただの回顧)
お世話になっております、多摩劇2年の佐藤でございます。
本日は多摩劇電波クラブ・第二回公演『近くて遠い同窓会』(NAKAMURA ver)並びに(SAKAKIBARA ver)を生配信致しました。ご覧いただいた皆様、ありがとうございました。(ちなみにSAKAKIBARA verの脚本は私めが担当致しましたので、そちらも何卒よろしくお願い致します)
まだご覧になられていない方は、多摩劇Youtubeチャンネルにて生配信のアーカイブがございますので、ぜひご覧ください。
そして、明日7日の18時からは(OHYAMA ver)を生配信致します。こちらも、ぜひご覧ください。
さて、およそ2週間に渡って続いたブログ更新リレーも、残すところは私と糸魚川さんのみとなりました。本番当日を迎えたことで、告知することも特になく、かといって座組員に寄り添った総括は糸魚川さんに任せた方がいい気がするので、今日は多摩劇電波クラブの言い出しっぺこと私の回顧録にお付き合いください。
実は、前作であり拙作『カタストロフィーはまだ』の配信の際、総括するブログ記事を上げようと、ひそかにiPhoneのメモに草案を書いていたのですが、途中まで書いたところで力つきてしまい(当時は燃え尽き症候群と逆流性食道炎とで非常にナーバスな状態だったのです…)とうとう日の目を見ないままだったので、これ幸いと以下に引用します。
(佐藤のiPhone・2020年9月28日13:34のメモから引用)
ほんとにおしまい
2020年9月26日、早朝に見た夢。
知らなかったが、どうやら僕は既婚者で2人の子どもまでいるらしい。そのくせ、サークル内の誰かと不貞関係にある。僕も知らない、どうやら後輩らしい関西弁を喋る男2人がタバコを吸いながら言う。
「佐藤の兄ぃ(あにい)、既婚の子持ちらしいで」
「なんかえらい大変なことなっとんな〜」
その通り、夢の中に僕(というか主観)は登場しなかったが、サークル内で僕は大炎上をしているという。それもそうだ。あまりの事態に、胃の底が冷える感覚を覚え、そのせいで目が覚めた。
枕元の時計を見る。5時半。今日は15時から配信だから、まだ寝れるな。夢見も悪かったことだし、僕は二度寝をすることにした。素敵な夢を見させておくれ、と少しだけ念じた。
気がつくと、僕は空港にいた。傍にはキャリーバッグ。Go to トラベルである。行き先は北海道・新千歳空港。旅嫌いの僕でも、一度行ってすっかり愛着が湧いた北海道の地へ、今度は一人で旅立つらしい。僕は不安を覚えながら、搭乗のための手続きを次々と済ませていく。そうだ、機内では漫画を読もう。公演が終わるまで我慢していた『チェンソーマン』5巻以降をついに読んでしまおう。僕はベンチに腰掛け、キャリーバッグを開ける。しかし、最小限の生活用品やら着替えやらしか見当たらない。本棚に入れっぱなしだったか、ならいっそのこと、本屋で買ってしまおう。僕は空港の本屋に向かう。漫画を買う。ソワソワしながら搭乗の時間を待つ。そして、僕はチケットを鞄から取り出し、それを片手に搭乗口へ向かうのだったーー
「俺、サークルやめんの?」
何のメタファーだよ、と思った。公演の千秋楽日に見る夢としては、この2本立ては示唆的である。念のため断言するとやめようとは思っていない。むしろこれだけやって、なぜやめなければいけないのか。若干の不満を覚える。ベッドサイドの時計に目をやると、11時だった。やばい、そろそろ起きないと。多摩劇電波クラブ「カタストロフィーはまだ」という企画が立ち上がって1ヶ月弱。その活動最後の日は、やけに示唆的な夢から始まった。
多摩劇初のリモート企画・多摩劇電波クラブは、僕の「リモート演劇って何か面白そうじゃね?」という軽い好奇心から始まった。この頃、つまりは自粛期間中に、いくつかの劇団がZoomの通話を生かしたリモート演劇をYoutube等で公開していた。面白そうなコンテンツにはとりあえず触れてみる、というどこか厚顔無恥な僕はそれらを見ては「俺ならこうする」「こういうアイデアは面白そう」「リモート演劇はこういうところが短所なんやな」という妄想を繰り返していた。そして、「企画書さえ出せば余程のことがない限りGoサインを出してくれる」という多摩劇の性質を生かし、ズケズケと企画書を提出し、「カタストロフィーはまだ」という脚本も書きあげた頃には、あれよあれよという間に企画が成立したのである。
結果的に、今回の公演には一年生が5人参加してくれたのだが、当初は既存のメンバーでやる気でいた。役者が2人揃えば公演はできるので、心当たりのある同期に頼んでやってもらって、20分の短編だから1ヶ月サクッと稽古すれば良いのだから、割と楽そう、というのが僕の見立てだった。風の噂で新歓用の、サークル入会を迷っているらしい一年生が参加しているグループラインがある、というのを知った。でも、ただでさえイレギュラーな時期に、全然知らないサークルの、本当に知らない人がやろうとしている未知数な企画に参加しようとする人はいないだろう。しかし、まあ一応声くらい掛けとくか、という軽い気持ちで、同期に頼んでグループに入れてもらい、お上に何の断りもなく「参加しませんか?」という旨を送った。
なかなか時の流れを感じる文章である。それから約半年、Gotoは中止になったし、僕は『チェンソーマン』を11巻まで読んだ。そして「割と楽そう」という見立ては、逆流性食道炎という形で崩れ去ったのだった。(もちろん公演だけが原因じゃないけど)とはいえ、逆流性食道炎以上に得るものもたくさんあったことは勿論のことです。
※※※
「ほんとにおしまい」という一文が示すように、当時の僕はちゃんとピリオドを打ちたかったんだろうなと思う。正直なところ、前作をやって以来僕は「多摩劇電波クラブ」を持て余していた。本当はもっと短いスパンで、いろんな人に声を掛けて、脚本や演出をやってもらって、いろんな作品をやろうと思っていた(庵野監督が主宰する「日本アニメ―(ター)見本市」みたいなイメージで)のだけれど、自分の実力では『カタストロフィーはまだ』以上のものは作れそうになかったし、当時は燃え尽き症候群と逆流性食道炎でそれどころじゃなかった。リモート演劇は「不便さ」を逆手にとる必要があって、それが面白さなのだと思うけど、その「不便さ」に向き合うほどの体力は、当時の僕には無かった。
でも、本作によってようやく僕はピリオドが打てた気がする。それは「不便さ」に悪戦苦闘する演出の同期たちを見ていて、脚本を担当することでもう一度「不便さ」と向き合うことができたことで、何よりも、前回の公演よりも、多くの人たちが(ほとんど後輩たち!)参加してくれて、初めは僕の脳内の妄想にしか過ぎなかった「多摩劇電波クラブ」が(リモートだから形はないけれど)広がったんだなと感じられた。
『カタストロフィーはまだ』ならびに『近くて遠い同窓会』に携わった皆様、ほんとうにありがとうございました。
そして、来年度以降、どのような形での活動になるのか。現時点では全く想像ができないし、いずれにせよまた「不便さ」と付き合っていくことになりそうだけれど、まあ何とかできるだろうな、と無根拠に楽観している。僕はこれからも、「不便さ」とうまく付き合えるような気がしている。
でも、そろそろ僕は、四角いフレームに縛られることなく、あちこちを動き回る作品を作りたい。リモートで作った2作を生かしつつ、リモートではなし得なかった、対面だからこそ得られるもの・表現できることを取り戻す、そんな作品を作りたいな、と最近はよく妄想している。いつになるか分かりませんが、まあいつかできれば・・・と思っております。
実は、先ほど引用した当時のメモには続きがありまして、当時はこれを結びの文章にしようと思って書いていました。ただ、ここに書いてあることは今も変わらず思っていることなので、今回の結びの文章とします。
打ち上げの際、一年生からも、そして同期や先輩からも、「このような機会を設けてくれてありがとう」や「参加して良かった」と感謝の言葉を沢山貰った。僕としては想定外の言葉だった。でも、こんなに嬉しい言葉は無いな、とも思った。そして、むしろ感謝しなくてはいけないのは、何よりも自分だよな、と思った。こちらこそ、未知の企画に参加してくれて、本当にありがとう。正直、この作品が自分にとってこんなにも思い入れ深いものになるなんて、思ってもいなかったです。この作品にたくさんの価値をつけてくれて、ありがとう。
またしても何も知らない大山さん(20)
どうも、大山です。
今回は全公演のうちのラストを飾る
『藤田優吾・宮崎春奈がキャストを務める3/7(日)18:00〜の公演』
の演出をさせていただいてます。
私、役者の経験はあるんですけど、演出を務めるのは初めてで、、、実はこんなガッツリ演出することになるとは思わずに引き受けたんですよね。(ここオフレコで)
というわけで、とりあえず「役者の立場でのアドバイス」を自分のテーマに演出をやってみてます。
役者としてのノウハウみたいなのも役に立ったら何よりです。
役者の2人、優吾と春ちゃんはいろんな課題に直面してきたけど、しっかりと向き合ってくれてると思います。
大山が語彙力なくて、自分でも何言ってるかわからなくなるくらいの演出をしても、うまく要点を解釈して吸収して、次の演技にすぐ反映してくれるので、とても助かってます笑
先輩の自覚がまるでない演出から役者に最後の注文です。
劇で遊んできてください。
てな感じで、大山でした〜
本公演をぜひ観てください!
<上演方式>
Youtube Liveにて、生配信予定。
https://www.youtube.com/channel/UC7hnqXnxvMVX0bx3Zoc1HEw
(事前にチャンネル登録をして頂くとスムーズです)
@Htamageki
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『近くて遠い同窓会』いよいよ配信!
違う窓辺で、同じ時間を。これは、近くて遠い、私たちの話。
リモート演劇企画『多摩劇電波クラブ』第二回公演『近くて遠い同窓会』を、いよいよ明日から配信します!
本作は『違う窓辺で、同じ時間を』をコンセプトに、少しずつ作風が異なる3つのバージョンを配信します。ぜひ、3つの窓辺の、3つの時間をお楽しみください。
〈配信スケジュール〉
3月6日(土)18時~『NAKAMURA ver』
脚本・演出/中村脩人
出演/小林千尋、松田岳
3月6日(土)21時~『SAKAKIBARA ver』
脚本/佐藤優太
演出/榊原理央
出演/今井日菜子、西村竜彦
3月7日(日)18時~『OHYAMA ver』
原作・脚本/木村綾里
演出/大山佳祐
出演/宮﨑春奈、藤田優吾
〈配信方式〉
多摩劇Youtubeチャンネルにて、生配信。
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○スタッフ
舞台監督/糸魚川竜一
原作/木村綾里
脚本/木村綾里、中村脩人、佐藤優太
演出/中村脩人、榊原理央、大山佳祐
演出補佐/塩原菜月、高森琴音
出演/小林千尋、松田岳、今井日菜子、西村竜彦、宮﨑春奈、藤田優吾
当日配信/佐藤彩乃、宮田華帆、鮎川奈々子、山中一智也
宣伝/嵯峨明、川上創平、山中一智也、佐藤優太
宣伝美術/西村竜彦、佐藤優太
お手伝い/羽染徹
製作/多摩劇電波クラブ
たまげきリモートでもよろしく
榊原です。
私は3度たまげきで役者を経験して、今回初めて演出として関わります。
3/6 21:00の回🐋
CAST/西村竜彦・今井日菜子
原作/木村綾里、改編/佐藤優太
1日目公演2回目です。よろしくお願いします。
【見どころについて】
今回は、前回のブログを読めば分かるのですが、リモート公演アソートパックです。グミはグミでも味が違う。チョコはチョコでもホワイトとミルクとビターのパック。
なんか上手いこと言えたと思います。
ワクワクじゃないですか。ねえ。
脚本を書いた人の作風、その脚本に得意な役者をキャスティング。
たまげきを知るにはもってこいの公演です。
まさに「あなたの面白そうを作る場所」たまげき
ということで、短編約20分×3なので、約1時間揃ってお付き合いいただければ、より楽しめます。保証します。
【佐藤台本×役者について】
「佐藤台本」は、佐藤優太くんが書いた台本で、文学的で空気感が独特なんです。
役者の西村・今井は前回の佐藤台本「カタストロフィーはまだ」経験者です。
この台本の語りといえばこの人!西村と感情の表現の幅を現在進行形で広げる今井。
2人が自身の個性を伸ばし、苦手を武器にしていく姿を見て、近くで見てる私は楽しんじゃってます。既に。
前回からまた成長した姿、違う顔をお届けできる、そう断言できます。だから演劇って面白いですね。
【演出について】
未熟な私は、役者の西村・今井、演出補佐の塩原奈月、脚本の佐藤優太と共になんとか演出として動いています。
不安でしたが、お陰様で楽しく稽古を出来ています。みんなには感謝です。
本当にね、語彙力や表現力、観察力全部足りてないなと気付かされます。演出って凄いな。
そしてそれに応えてくれる役者マジすげえな。拙すぎない?私。え?やってくれるの?凄くない?マジかよ!って思いながら稽古してます。楽しいです。語彙力皆無です。勉強します。
では、また舞台でお会いしましょう。
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新歓のリベンジ。中村です。
皆さんこんにちは
今回3/6 18:00〜上演のトップバッターの演出やってます、2年(新3年)の中村脩人です。
実は私、去年の新歓企画で主宰・脚本・演出、そして役者として出演する予定でした。大手を振って挑んだものの、結果はまさかのコロナによる新歓企画の中止。僕が初めて手がけた公演は、日の目を見ないまま幻に終わりました。
それからというものの創作意欲というか、しばらく演劇自体関わる気力がなかったのですが、去年の秋公演で散々お世話になった先輩の糸魚川さんの熱烈なラブコールを受け、今回演出という立場をありがたく拝命しました。
さて、今回の公演ですが、元の原作台本をベースに、役者経験豊富な大山が演出を行う【大山ver.】、原作ベースに私が台本を全て書き換えてしまった【中村ver.】、多摩劇の巨匠・佐藤先生が脚本を書き換え、私と共演経験のある榊原が演出を行う【榊原ver.】の3つを上演します。
私が担当する役者は松田岳、小林千尋のガク&コバチペア。実はこの2人、最初にワークショップで見た時から指名したいと思っていました。本人たちもどのパートをやりたいかという話になったとき、「脩人さんの台本でやってみたい」とのことだったので、いわゆる相思相愛ってやつです。
稽古場では、本人たちの言いやすいようにセリフの言い回しは変えていいよといつも言っています。でも『ここの読み方が分からない』という部分は僕が代役を演じて見せて「こんな感じで」というなんともざっくりとしたスタイル。本人たちもそれをすぐに吸収してくれるので、稽古は順調に進んでいます。
ただ多摩電波クラブと銘打ったオンライン公演、その最大の敵は「電波」であります。すでに普段の稽古はおろか、配信テストや通し稽古の際にもフリーズ、システムダウンといった不具合が発生しており、相方にトラブルが起きた際のアドリブで間を繋ぐ能力に関しては、うちの役者陣はピカイチだと思います。もうすっかり慣れっ子ですもんね。(トラブルが無いに越したことは無いんですけども)
というわけで本番、何が起こるか分かりませんが、2人がオンライン上で繰り広げる、まるで台本が無いかのような会話劇をお楽しみ下さい。トラブルがありませんように。。。
それでは!!!
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