あなたの芝居の物語
久々にブログを書きますラッキーストライク藤木です。
嘘です。ただの藤木です。
この劇団下剋情緒で書くのは初めてですね。
制作とか美術とかを中途半端にやってます。
では今日あったことをつらつらと書き連ねましょう。
僕はいま三年生のはずなのですが、今日は竹田くん(二年生)にコンビニまでオニギリを買ってこいとパシられました。
この俺をパシりに使うとは良い根性だな、と怒髪天を貫く勢いでブチ切れたのですが主宰の頼みにはやはり逆らえず、七孔噴血しながら嗚咽を噛み締めカオだけは笑顔でコンビニに行きました。
しかし店員さんの怪訝な表情、それはまさに「あれ、こいつ五分前にも来たよな」というカオでした。
そうなんです。僕はその五分前にもアメリカンホットドッグをそのコンビニで買っていたのです。
私はとても恥ずかしかった。
何故か?
どう考えても「あ、こいつパシられたな」と思われる訳です。
もう末代までの恥じゃないですか。
加えて二度に分けてレジを打たせ正に二度手間をさせてしまいました。
というかエッグドーム三階と一階を無意味に上下運動繰り返した僕だって二度手間です。
もうそれだけで五臓六腑が捻れるような想いでしたが、貼り付いた様な笑みのままコンビニを後にし、稽古場に向かいました。
あまりの屈辱に打ちひしがれながら扉を開けると、なんてことでしょう。
そこでは通し稽古が行われようとしているじゃありませんか。
そして奏でられる正月のMelody。
まさに優雅な格調高き高貴なる音色。
その悠久の時にも勝るとも劣らない雅な旋律に僕の怒りも悲しみもまるでうたかたの泡の如く忘却の彼方に消え去りました。
で、通し稽古を見たんですがやっぱバラバラに稽古してるのを見るのと全体を通して見るのでは全然違いますね。
気になる部分もありましたが役者初体験が二人もいるとは思えない出来栄えでした。
僕が初めて役者やったときはこんな上手くできませんでしたねー。もっとガチガチでした。
ちょっと役者陣に疲れが見えたけど、残り一週間全力でやりきって欲しいですね。
なんか文章が他人事ぽいな(笑)
(藤木)