僕の責任
たけしの教育白書というテレビ番組を観た。
ビートたけしさん、爆笑問題さん、久米宏さん、テリー伊藤さん、小倉智昭さんといった蒼々たる顔ぶれが、「責任」について語り合っていた。
なかでも、「テレビの責任」について語り合っていた件には、のめり込まれた。「テレビ」自体をこれだけ真剣に観たのは、本当に久しぶりだった。
今は、舞台ばかりに関わっている僕。子供の頃は、本当にテレビっ子だった。テレビからたくさん笑いをもらい、テレビに生活を豊かにしてもらった。
ありがとう。テレビ。
テレビの人間でない、僕が言うのもなんだが、テレビの責任は、「視聴者を楽しませること」、「視聴者に笑いうを与えること」だと思う。
この番組で、
太田さんは、「小倉さん、番組も増えましたけど、毛の量も増えましたよね?」と言っていた。
たけしさんは、「みのもんたの顔は年輪みたいだ。」と言っていた。
「テレビの責任」を果たしていた。
すげーな、と思う。
さて、今、舞台の稽古をしている、僕の責任とは?
「お客さんに楽しんで帰ってもらうこと」、「役者さんに楽しんで舞台に立ってもらうこと」なんだと思う。
とにかく、これを果たそうと思った。
「サルとバナナ」で、これを果たそうと思った。
(萩原)