たまげきブログ

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公演情報や稽古場ブログなど、法政大学多摩演劇研究会の活動を公開します!

続・役者紹介 ディレクター役 千頭遼太郎

ご無沙汰しております。好きな映画はシン・ゴジラ。これまでの人生でたぶん80回近く見てます。一年の佐藤です。

 

夏公演の時は役者をやって、やたら熱いブログを書いていた僕ですが(http://tamageki.hatenablog.com/entry/2019/06/18/001539) 今回は照明を担当しております。いま読むと恥ずかしいくらい赤裸々ですね。青春じゃん〜〜〜って思いました。

 

さて、前々回のきのもとさんのパスを、前回元橋さんが華麗にスルーされていて、千頭くんの役者紹介までスルーされそうだったので私が書くことにしました。

ということで、今回はディレクター役・千頭遼太郎さんの紹介記事になります。お付き合いください。

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(本人画像NGだったので、夜の多摩キャンパスをお楽しみください) 

 

僕が思うに、千頭遼太郎という人間は愛嬌で出来ているのではないかと思います。とにかくラブリー。いろいろとアレな人が多い僕の同期の中で、突出した純粋さを持つ男。それが千頭くんです。そのラブリーさのあまり、そのうち千頭・L(lovely)・遼太郎とかに改名するのではないかと僕は推測しています。

というのも、彼は最近BEAMSで買ったダッフルコートをめちゃくちゃ大切にしています。「皺になるから」との理由で、座る際は逐一コートを脱いで丁寧に折りたたみ、それを抱えて座っているのです。

僕は稽古後、夜のバス停でこの姿を見て、(風邪引くからコート着とけ)と思うと同時に、何か懐かしい感覚を覚えました。

かつて、親に買ってもらったおもちゃをとにかく大切にしていた時の感覚です。どこで自分はこの感覚を捨ててしまったのだろうかと思って、僕は少し泣きそうになりました。知らんがなって話ですよね。僕もそう思います。

 

そんな彼ですが、実はずっと前から「役者がやりたい」と言っていました。それが巡り巡って、今回が役者初挑戦ということになりました。

今回の役者陣は、元橋さんを除けば全員が一年生という構成ですが、夏公演以来皆勤賞の羽染、秋裏に引き続き参加の榊原、高校時代に演劇経験のある稲葉・葛西と、彼以外はどこかで舞台に立った経験のあるメンバーとなっています。

何事も0から1に歩を進めるのは大変なもので、稽古が始動して間もない頃は、正直なところ千頭くんを見ていて大丈夫かなぁなんて思っていました。

ですが、回を追うごとにメキメキと腕を上げてきて、どんどん役にも個性を帯びてきたなと感じます。なんというか、彼が「選ばれた」役から、彼「ならではの」役になってきたな、と思います。

これは、本人のモチベーションが高いのも当然ありますが、稽古場で言われたアレコレを咀嚼して、自分のものとして、その純粋さを以って取り入れてるからではないかと思います。純粋さが全てというわけではないですが、自分の伸び代を少しでも増やしていくという意味では、やっぱり大事な要素だよなと気づかされました。僕も早く物事を斜めに見てしまうのをやめたいですね。

 

あとは、多摩劇を含めてサークル4つ入っていたり、割と惚れっぽかったり、なんか夜に電話するのが好きだったりするのですが、関係ないので今回はこの辺で。本当に面白い人だなぁと思います。底が知れない男です。

 

そして、彼が本番でどんな演技を見せるのか。僕はとても楽しみです!

 

というわけで!


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『誰が為にじゃがを喰らふ』いよいよ1週間後に迫って参りました。多摩キャンパスEggドーム5階ホールにてご来場お待ちしております。

 

では、また!