2018年度秋本公演
こんばんは、2018年の秋本公演の主宰を務めさせて頂きます4年千田です。
座組みが動き出して早1ヶ月ちょい、多摩劇ツイッターの更新に甘えてブログを怠っておりました。
気付けば公演本番まで2週間を切り、焦ってこの記事を書いています。
多摩劇は座組みが発足したらこのブログにて活動報告をしていくのが常でしたが、今回は世の移り変わりを意識しツイッターを中心に情報発信をしてまいりました。
だって皆んなツイッターみるじゃない。
もしかしてブログとか古いの?見る人いなかったりする?
だったら新しいことしたくない?
そんな様な気持ちが各所に現れたのですかね、今回は従来の多摩劇にない新しいことに挑戦しています。
一つや二つならいいものの、結構いろいろ手を出して見ることになってしまいました。
本日はそのわがままが存分に発揮された、仮組。
どんなわがままかは観に来てくださった方のお楽しみとして、今日考えたことをお話しさせて頂こうかなと。
少々お付き合いください。
仮組とは舞台セットや照明、音響など舞台の設計を実際に組み立てて確認し、不備があれば本番までに修正、要望があれば各部署に連絡と、劇を作るのにとても重要な行程になります。と、私は思っています。
それまでは計算上でそれぞれの部署が各自で作業を進めるので、実際にそれを持ち合わせてみれば不備が出るのは当たり前なわけです。
もちろん今日も計算と合わないところが数点出てしまいました。
それまでやって来たことを白紙にしないといけないことだってあります。
だってしょうがないじゃない、計算だとそれでよかったけど実際作ってみたら全然想像と違ったんだもの。
自分が熱意を持ってやったことをドブに捨てるって相当しんどいことです。
しかし複数の人が何か一つのことをやり遂げる時、何かを切り捨てないといけないこともあります。
誰かの不満だったり、努力だったり。
劇は一人では作れません。皆んなで一つの目標に進むのです。
その為に誰かがグッと歯をくいしばることだって時にはあります。
でも演劇とは素晴らしいものです。
その皆んなの中に一人一人の会話があります。
お互いがお互いの気持ちを汲み、フォローしあい、励ましあって、一つの目標に向けて全員で歩幅を調節することができます。
お互いがそれぞれの部署で作ったものを組み立て、不備がでたら、他部署が汗水垂らしてるの見て、それこっちでカバーできるよ、だから一回汗拭けよって言えるんです。
脚本の構成、演出のバランス、役者の演技、音響の臨場感、照明の華やかさ、制作の緻密さ、どれが欠けても完成しない演劇だからこそ、どの部署もお互いを尊重できるんじゃないだろうかと思います。
演劇だけじゃないかもしれないですね。
日常生活そういう場面多いのかも。
でもそういう時って大体自分も疲れてるので相手のことまで考えられなかったり。
演劇って、ちょっと非日常的だからそう思う余裕があるのかな。
演劇やっててラッキーだったな。
知れてよかった。
でもこの公演もあと2週間もせずに終わっちゃうのか。
まだブログ一回しか書いてないのに。
あーあ。
新しいこともいいけどね。
慣習にも習ってみるのもいいのかね。
ま、私は新しいことがしたいけど。
そんなことを考えてました。
長くなりましたが、素晴らしい座組みに恵まれて、私のわがままは素敵な形をもって実現しそうです。
沢山の方々に観に来て頂きたいです。
お時間ありましたら、是非よろしくお願いします。