舞台監督の流儀
ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回、役者をさせていただく気づけば三年、高木です。
私は今回、座組の要である人物へ密着取材をしてきました。
稽古が終わり、もっとも大事なホールの鍵を返すという作業をしている彼を発見。気が立っているであろう彼に声をかける。
ーすみません、森山未來さんですか?
セイタ はい、今回舞台監督をする三年のセイタです
ー今回、夏公演ということで一年生が多く関わります。そんな彼らとのうまい付き合い方とは?
セイタ そんなに特別なことはしてないですね(笑)
ただ少し生意気だったらこうやってね。
シュッてね。
そう言って慣れた手つきで素振りをする彼。公演への本気度がうかがえる。
ー最近の悩みなんて、聞いてもいいですか
セイタ 男でもいける疑惑が出てることです。
今まで隠していたんですが、
今年は勘が鋭い子が多くて(笑)
頭を抱える舞台監督。いつでも笑顔を絶やさない彼は心で泣く。やはり一筋縄ではいかないようである。
決して目立つものではない。だが舞台監督無くして公演は成り立たない。縁の下のセイタとしての役目を背負う彼。この座組をどのように導いていくのか。
ー森山未來さん、ありがとうございました。