リスペクト

コーヒーカップオーケストラの宮本さんは、尊敬する先輩です。

どんな時でも、一歩一歩成長し、どんな小さなことでも、確実に毎回成果を残す先輩だからです。

それは、僕、「萩原佑太」の名前の表記に関しても言えることです。

2005年11月　

裏パッション２「20世紀少年少女」台本表紙の僕の名前の表記

マー坊　荻原×

マー坊とは、僕が演じた役の事です。これは、マー坊役の萩原佑太という意味です。この時、宮本さんは、一生懸命僕の名前を書こうとして下さったのですが、「佑太」の漢字が分からず、「祐太」と書いてしまいました。しかし、「いや、しっくり来ない」と誤りに気付いて下さって、「祐」の文字の上から×印を重ねて、訂正をして下さったのです。結局、正解を見つけ出す事は出来なかったのですが、当時、1年生風情の僕の、「原」1文字だけ当てて頂いた事に感動を覚えたことを、昨日の事のように覚えています。もちろん、「荻(おぎ)」と「萩(はぎ)」を間違えている事は、言わずもがなであります。

2006年11月　

コーヒーカップオーケストラ「THE 夏の思い出シリーズ」

大入り袋の僕の名前の表記

荻原佑太様

「20世紀少年少女」から1年後の事です。宮本さんは、1年という短期間で、×印の下が、「佑」と言う事を認識して下さったのです。これには、涙さえした記憶があります。何故なら、正解率が「原」だけの25％だった名前の表記が、一気に75％へと躍進を果たしたからなのです。民主党でも果たせなかった大躍進です。1年で、確実に進化したのです。あとは、日本国民の誰もが厄介に感じる「萩(はぎ)」と「荻(おぎ)」の違いだけです。僕は、そんな細かい事には拘りません。75％、これだけ正解して下されば、もう結構だったのです。しかし、偉大な宮本さんは…

2007年2月　

コーヒーカップオーケストラ「休日野郎」チラシの僕の名前の表記

演出助手　萩原祐太

正確に「萩(はぎ)」と表記して下さったのです。これこそ、一歩一歩着実に成長し、どんな小さなことでも、確実に毎回成果を出す先輩の姿が、最も如実に表れた場面でしょう。せっかく正解だった、「にんべん」の「佑」が、「しめすへん」の「祐」に逆戻りになった事なんて、これっぽっちも気になりません。正解率が75％のままじゃないかという人がいるかもしれません。しかし、「萩」が合っている75％と、合っていない75％では、全く意味が違ってくるのです。ちょうど、イチローが、日本のプロ野球で残した打率3割5分と、メジャーリーグで残した打率3割5分の意味が、全く違うように。そして…

2007年7月　

コーヒーカップオーケストラ×パツキン☆ギャルズ倉庫コント　

チラシの僕の名前の表記

演出　萩原佑太

初めての表記から、足掛け2年。ついに100％の達成を果たしたのです。これは、何と言う事でしょう。本当に尊敬する先輩であります。必ず、1公演ごとに進化していくのです。

こんな、先輩の姿、リスペクトします。僕も、1つの公演、公演で何か成長したと実感できる存在になりたいです。

(萩原)