法政大学多摩演劇研究会ブログ

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僕のような若輩者が畏れ多くも

実家に帰れば、お年玉を貰えるだろうという、淡い期待を抱いてしまった僕は、6000円と言う値段を省みず、ナイロン100℃の「ナイスエイジ」を、世田谷パブリックシアターに観に行ってしまいました。


この芝居、18時半に始まって、休憩挟んで、22時に終わるって言うのを最初に聞かされたため、集中力がなくて長い芝居には飽きてしまう、僕はすごい不安でした。


実際、ナイロンの前回公演の「カラフルメリィでオハヨ」を観た時は、僕のような若輩者が、畏れ多くも、途中寝ているし、阿佐ヶ谷スパイダースの「桜飛沫」を観た時も、僕のような若輩者が、畏れ多くもウトウトしています。(いや、前日の睡眠時間が少なかったっていう言い訳もありますよ 。その時は、芝居のディテールを楽しみつつ、一緒に観に行った先輩に、ストーリーを補完してもらいました。)


しかし、この芝居は、全然飽きませんでした。


まず、崩壊寸前の家族が、20世紀の色んな時代を飛ぶって言う、設定が、分かりやすくて、面白いですね。何か、こういう、異物が交わるみたいな設定が、すごい好きなんです。


更に、やっぱり、役者がすごいですね。大倉孝二さんのコミカルな表情とか動きとかを観てるだけでも、腹を抱えてしまいますし、後、初めて拝見いたしましたが、池谷のぶえさんっていう太ったオバサンが、超キレキレで、すごい面白い人だなと思いました。


他にも、場転とか、照明とか、セットとか、映像とか、後ろのセリフのない人の動きとか、観る要素がいっぱいあって、KERAさんって、すっげーなって感じです。


KERAさん、あんたの言葉とか、設定のチョイスのセンスすげーよ。


何か、「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」を観た時も、思ったんですけど、僕のような若輩者が、畏れ多くも、こういう話書けて、演出できたら、すげー楽しいだろーなって思います。一刻も早く、僕のような若輩者が、畏れ多くも、こういう芝居をやりたいです。


やんわり、がんばろって思いました。


(萩原)