知らん間に本番前
どーもこんにちは😃 元橋です!
今回はコントに挑戦します!!!
と言い出して稽古が始まりましたが気づいたら本番2日前になってしまいました!
その進捗状況はカツカツであり今年は屋台も出店するので
もう てんてこ舞いです。
この状況を果たして準備不足と捉えるか、それとも充実していると捉えるか
それはサークル員各々のさじ加減に任せますが多摩祭が終わるまで駆け抜けていけたらいいなと思います!
多摩演劇研究会
劇団 たぶん ・イレブン
コント公演 「MATURI!」
10月20.21日
12:00 〜 14:00 〜 16:00〜
21日のみ 16:30〜
場所:経済学部棟 212教室
上演時間 30分
画像は食材を搬入する男たちです
危険な練習風景
こんばんは、2年の川上です。
となるはずでしたが練習で疲労困憊のため1年の小田部に交代とあいなりました。もうあの文体飽きられてると思うの。
さて本番が近づいてまいりました学祭コント公演「MATSURI!」
本番が間近ということもあり練習にも熱が入ります!
本当にコント公演なのかと思える鬼気迫る表情ですね。
首の血管浮き出まくりです。
練習に熱入りすぎでは。
大丈夫?急に頭がパーンって吹っ飛んだりしない?
とても心配になりますね。
演出の山本さんはPCの前で難しい顔。
何か順調に行ってないのでしょうか。
というか僕がブログを書いてからなんかコント公演とは思えない写真ばっかですね。
安心してください、コントはどれも面白く仕上がっています。多分。たぶんイレブンだけに。
はてさてそんな感じで着々?と進行している学祭コント公演「MATSURI!」の日程、会場がこちら!
昨日のブログにおいて開催日を10月21日、22日と記載しましたが正しくは
10月20日、21日
です!本当に申し訳ございませんでした…
ご来場を予定している方はなにとぞご注意ください!
皆様のご来場、心よりお待ちしております!!
(今日、本来ブログを書くはずだった川上さん。
カメラを向けたらこの笑顔。
めっちゃ元気そう。
なんで交代申し出たん。)
学祭公演、進捗!!
こんにちわ!1年の小田部です!前々からこのブログ書きたいなーと思ってやっと書けたので画面の前でニコニコしてます。
さて!先日好評のうちに終わりました秋公演の裏で着々と準備をしてきた学祭コント公演「MATSURI!」
今日は「MATSURI!」の練習中のシーンをサクッとお見せしたいと思います!
今日おこなった練習は音照合わせです。
音照合わせとはどのタイミングでどの音声を流すのか、照明はいつつけていつ消すのかどうつけるかどう消すのかを確認する地味ですがとっても大事な作業です。
そんな音照合わせのシーンの写真をどうぞ。
人が倒れて周りの人が深刻そうに倒れてる人を見ています。
コント公演のはずなのに凄いシリアスなシーンっぽい…
大丈夫なのだろうか…
これには思わず主宰の小杉さんもスマホで調べごとをする始末。
手前の人にいたっては泣いてしまっています。
横の人は関係ありません。
あれ?この写真見てたら不安になってきたぞ、大丈夫なのか学祭コント公演。
本当にコントやるのか。
実はシリアスなんじゃないか!?
そんなわけありません普通にコントやります。
さてそんな学祭コント公演「MATSURI!」の日程、会場がこちら!
10月の21日と22日に経済学部棟212教室にて行います!
1ステージ30分ほどで手軽に見れるコントになっております!
お暇な方、興味のある方、笑いたい方、どんな方でも是非是非来てください!
ご来場お待ちしております!
※訂正
上述で学祭コント公演の日程を10月21日と22日と書きましたが正しくは10月20日と21日でした、誠に申し訳ありませんでした。
↓の画像が正しい日程となっております、よろしくお願いします。
2018秋本公演役者紹介vol.6
おはようございます、ピノは最後の一個が必ず溶けてしまう女、秋本公演主宰の千田です。
ついに本番初日を迎えました。
あと4時間後には幕が上がり、私たちがこの夏を捧げた公演がついに皆様にお届けできます。
ドキドキです。
あと4時間が待ち遠しいのドキドキです。
いいものになっています。
お楽しみに。
さてさて、約一週間かけて行ってきた役者紹介も最後の一人を紹介する時がやってきました。
お待ちどうさま、最後の一人は…
I役、2年の小林まどか。
器用でなんでもこなすマルチ役者です。
自然な演技から、コテコテ演技まで幅広くできます。
今回は彼女の腕に甘えて色々と演出をさせて頂きました。
彼女の腕前がなかったらこの脚本は完成しないと思います。
難しい役をお願いすることになりましたがそれも熱心に突き詰めてくれて。
ありがたい。
彼女ともこの公演が始まるまであまり関わったことがありませんでした。
私も4年生なのでね、普通なら引退してますから後輩と関わらないもんなのかもしれませんが。
帰り道が同じ方向なのもあり一気に距離縮まったなって感じ。
チャラチャラしてるやつです。
でも、色々と考えてチャラチャラしてるやつです。
こうなりたい自分像とか、他人から見えてる自分像とか、自分が嫌いな自分像とか、きっとそういうものが見えてるやつです。
そういう「自分」が見えてる役者って演技の幅が広いです(と、私は思います)。
色んな役をやるには、気弱な人はどう振る舞うかとか怒ってる人はそれをどう態度に出すかとか、他人の観察が必要不可欠です。
そしてその他人には必ず自分が映ります。
私がこう言ったからあの人は怒ったとか、私がこう振る舞ったからあの人は私を優しい子だと感じたとか。
人は他人のアクションに対するリアクションでコミュニケーションを取るわけですから、他人のアクションは必然的に会話の相手である自分のアクションに対するリアクションになる訳です。
だから、リアクションの分析はアクションの分析にもなるわけです。
他人観察は自己観察になるわけです。
でも、こんな事を考えすぎると「自分」は一体なんだろうってなる時があります。
結局は自分も他人にリアクションをする存在でしかないですからね。
私はその沼に陥って苦い思いをしたことがあります。
彼女はそこから脱した人間なのではないかと、色々と話をして思うようになりました。
結局自分は他人の影響を受ける存在でしかないからこそ、自分は自分だと、胸を張って生きる必要があります。
そこには他人をある意味で切り捨てる必要もあります。
それは他人の反感を買ったり、いい思いされなかったり、リスクがあるんです。
彼女はそのリスクを承知で「自分」でいられる、強い人だと思います。
あとゴリゴリにメンタル強いです。
緊張が興奮に変わるタイプなんですって。
すげーなまじで。
なんか私が持ってないものを全部持ってる気がしてきて、たまにいいなーって思ったりしますね。
いい後輩を持ちました。
私ももっと頑張らないとって思わせてくれます。
きっと彼女ならIを素晴らしい人間に表現してくれます。
皆さまお楽しみに。
読み返せば役者紹介というよりは、自分語りみたいなことばっかり書いてきた役者紹介。
ついに6人全員を紹介させて頂きました。
この夏共に精進してきた心強い仲間たちです。
彼らならやってくれると思うからワクワクして本番を待つことができます。
役者だけではありません。
音響、照明、制作、大学事務課の方々、友達、色んな人に支えられてここまでやってきました。
なんか千秋楽終わったみたいなこと書いてるな。
やめよう。
ついに本番初日となります。
皆様に少しでも面白い物を観たと思っていただきたい。
開演まであと4時間ちょっと。
お楽しみに。
お楽しみは取っておくもんだ
2018秋本公演主宰の千田です。
ここまで続いてきた役者紹介もついに残すところあと一人になりました。
さて、最後の役者紹介…
は、またあした。
この役者紹介をここまで読んでくださってる皆さまはきっと多摩劇の情報をこまめに追って下さってる方々。
公演を楽しみにして頂いてるのではないでしょうか。
明日から本番ですからね。
座組み員一同のドキドキを是非皆さまにも感じてほしい。
役者を一人紹介しないまま本番を迎える、このドキドキ感。
伝わってますかね?
公演直前に最後の一人をご紹介させていただきたいです。
是非是非お楽しみに。
2018秋本公演役者紹介vol.4
皆様、連休最終日いかがお過ごしですか、秋本公演主宰の千田です。
先週の土曜日についに小屋入りしました。
舞台セットを組み、照明も組み直し、音響もセットして…
いいものになるんじゃないでしょうか。
自分で言っちゃいますけど。
結構良さげですよ。
きっと私が誰よりも本番を楽しみにしています。
役者紹介もついに折り返し。
本日ご紹介するのは…
Y役、3年の荻野連。
イケメンです。
こちらをご覧いただきたい。
この横顔ですよ。
この凹凸ですよ。
何この立体感。
すーごいよ。
今回の役者の中で一番かっこいいんじゃないですかね。
顔に加えて性格もかっけーやつです。
実はこの公演が始まるまで、彼とそんなに話したことがありませんでした。
常識があって、謙虚で、礼儀正しい…そんなイメージでした。
稽古が始まってみると彼のイメージは少し変わりましたね。
前までのイメージも間違っていないのですが、最近では可愛さも感じるようになりました。
とりあえず、ニコニコしながらお話ししてくれます。
あと、すぐ絡みに行ける距離にいてくれます。
気遣い上手なので、意識的にその距離を保ってくれているのではないでしょうか。
先輩が多い稽古場で、強い風当たりにも耐え、爽やかさを保ちつつ、気配りもする。
出来ないことないんじゃないかな。
今回彼には難しい役をお願いしています。
どう難しいのかは是非見ていただきたいのですが、彼を演出する時に私が出した例えを少し紹介すると、
『この台詞は、お母さんにキムチを買ってきてって頼んだんだけど、いつもの甘口のキムチとは別の物を買ってきた時の「だから、甘口買ってきてって言ったじゃん….」の感じで読んで。』
伝わりますかね。
文面にしてみるとなんのことかさっぱりですね。
稽古場でも意味が分からないとザワザワしましたが、彼は困りながらも真剣にその意味を考えてくれていました。
誠実なんですね。
優しいとは別です。
誰彼無条件の優しさではなく、彼が好きなもの、関係のあるものは大切にするタイプです。
もちろんそれは関係ない物を疎かにするって意味ではなく、言うなれば「親しき仲にも礼儀あり」ってやつです。
気心知れた仲だからこそ、行き過ぎたコミュニケーションがあったりします。
この時にしっかり自分にブレーキかけれる人間です。
すげーな。
かっけーっす、まじで。
きっと演技にもそういうの出てると思います。
彼のかっこいい姿を観に来ていただきたいです。
役者紹介も残すは稽古場の華やかさ、女性陣を残すところとなりました。
明日もお楽しみに。
本番まであと3日。
2018秋本公演役者紹介vol.3
おはようございます。
また会いましたね、秋本公演主宰の千田です。
台風逸れたやん。
25号の名前は「コンレイ」だそうです。
この前東京に上陸した24号は「チャーミー」ですって。
なんか、各国が加盟してる台風委員会みたいのが定めた140個の名前を発生順に当ててるそうです。
140個もいらなくないか?
140個って大体2・3日置きに台風来ることになるもん。
そんな状態だったら名前なんて気にしないだろ。
141個目からは1番目の名前に戻るそうです。
いや、140個考えたなら141個目も考えてくれよ。
140も141もそんなに変わらんだろ。
でも、全部の名前に何かしら由来があるそうですよ。
今度26号が来たら皆さんも台風の名前のルーツを気にしてみてください。
本日は、私の演劇のルーツになった男をご紹介いたします。
J役、4年の木下翔太。
先日紹介した高木と同じ、今回の座組みの最年長4年生の最後の一人です。
本人は陰キャ代表と豪語していますが、ひょうきん者で稽古場の笑顔に彼は欠かせません。
ただただ真面目ですね。
論理的に物事を考えています。
こう言ったら面白いとか、こう演技したら見栄えがいいとか、私が客観的に見れないところまで考えてくれています。
脚本の矛盾とかすぐついてきます。
ありがてえ。
おかげさまで私自身も納得できる脚本が完成しました。
観てくださった方が少しでも面白いと思ってくれたら、そこには彼というブレーンがいるということを思い出していただきたいです。
私が公演を打つにあたってサークル員に役者として参加してくれないかお願いをする訳ですが、私が4年生だったおかげで先輩はいなく後輩がほとんどで、ぶっちゃけそんなに緊張することもありませんでした。
上手くできるかな〜という不安よりは、私の公演が何か実りのある物だったらいいな的な。
でも、この男の事になると話は別です。
私は大学に入ってから演劇を始めました。
初めてちゃんと演技というものを意識したのは、忘れもしない、私たちが1年生の時の一年生公演。
私の同期だけで公演を打った事がありました。
この男はその時の作演。
演技の「え」の字も知らない私に1から10まで教えてくれました。
台詞の読み方、舞台上の動き方、自然な演技、計算された演技プラン、あとは打ち上げの酒の飲み方。
演劇の甘い部分も苦い部分も全部教えてもらいました。
演劇が楽しいって思わせてくれた師匠みたいな人に私が作演として演出をつけることのプレッシャーったら。
胃が痛いよほんと。
こいつは本当に演劇が好きですね。
冷静な頭を持っているので深追いはせず、一定の距離を保っていますがきっと誰よりも演劇が好きなんだと思います。
演劇をやっている時の人間の繋がりというか、そういう、演劇特有の、ある意味温かいものが大好きなんです。
この男に「この公演面白かった」って言ってもらうために頑張ってる節もあります。
どうだい、木下。
この公演はどうかな??
打ち上げで聞かせてくれよな。
本日はついに小屋入りです。
きっと夜にまたブログ更新するかと思います。
残りの役者も3人。
お楽しみに。
夏が終わり秋になりましたね
10月に入り、後期が始まって2週間が経ちました。
もう秋ですねとは言いづらく暑さが残っています。
稽古に熱が入り暑く感じているということでしょうかね?
そんな中秋を感じさせるものが一つ・・・
秋アニメが始まりました!!!
今クールは期待しかありません!
待ちに待ったとあるとSAOの続編、もう言葉に表せないですね!
しかもSAOに関しては4クール(1年間)やるみたいです。
秋の涼しさはまだ来ないようです。
2年 杉山
2018秋本公演役者紹介vol.2
昨日ぶり、秋本公演主宰の千田です。
台風来てますね。
この所雨が多くて気持ちも沈みがちですが、稽古場はお天道様みたいな奴らが本番に向けて日々精進しております。
おかげで私の気持ちは静まる所を知りません。
沈めてみせろよ、台風。
この役者たちを止めてみろ。
本日は特にパワフルな役者をご紹介。
皆さまお待ちかね、
T役、4年の高木亮。
今回は私を含めて3人、4年生が座組みに参加しております。
そのうちの一人。
私も高木も大学から演劇を始めました。
同じ所からスタートを切った者同士、大学生活で一番同じ時を過ごしたやつです。
共に稽古をし、飯を食べて、演劇を観に行き、酒を飲んで語り合って、共に単位に涙を流して来ました。
この公演を打つにあたって誰よりも先に色んな相談をしたし、こいつがいればなんとかなるだろうと一番の信頼をおいています。
自他共に認める多摩劇の二枚目役者であり、今までスタイリッシュな役をやることが多かったようです。
しかし今回は彼にとって挑戦になる役をやってもらうことになりました。
それは私の挑戦でもある訳ですが。
長いこと一緒に過ごして来たからこそ彼の見たことのない一面を引き出せたらいいなと、そんなような事を思ったりしています。
高木ファンの皆様、ご期待下さいませ。
彼が稽古場にいないと、少し寂しいですね。
ムードメーカーとか褒めると「いやそんな事はないよ」とかいって華麗に謙遜をかますので、いっそのこと調子に乗れよってモヤモヤしたりします。
あと熱く物事を考えるタイプですが根本がめちゃめちゃポジティブなので、彼に相談とかするといつの間にか元気にONE PIECEの話をしてる自分がいます。
彼と一緒にいて悲しい気持ちになったことはそうそう無いですね。
なんていうか、知らぬ間に人の懐に入ってきてそこでパーティー開いちゃう様なやつです。
今までも今回も、大分彼に助けられてきました。ありがとう。
感傷に浸るのは公演が無事に終わった後にしますが、こうやって一緒に同じ作品を作ることも残りわずかかと思うと目頭が熱くなりますね。
本気で彼の演技を皆様にお届けしたい。
きっと彼も私の本気に応えてくれるはず。
というか、応えてくれています。
皆様、是非是非ご来場ください。
学祭公演、始動!!
どうもこんにちは、3年の小杉です。
この度は、学祭公演の主催を詰めさせていただくことになりました!
去年も学祭公演はしましたが、一役者であった去年と違って今年は主催という立場
去年と見えてる景色が全然違って新鮮です・・
まあ何よりも、お客さんに自分たちの作品で楽しんでもらえるように
頑張ります!!!
(ちなみに公演内容はコントです)
2018秋本公演役者紹介vol.1
おはようございます。
先日ぶり、秋公演主宰の千田です。
本番まで残り1週間となりました。
残る日を駆け抜ける所存。
思い返せば座組みが動き出して丸一ヶ月以上経っていました。
夏休み返上で今回の公演に参加してくれた役者達を本番まで少しずつ紹介していきたいと思います。
トップバッターを飾るのは、
S役、3年生の金屋嘉希。
稽古場で皆んなのサンドバック。
イジリも自虐も物ともしない強いハートの持ち主です。
驚くべきは夏休みから始まった稽古の参加率。
夏休みなんだから遊びやらバイトやら色々あるだろうに、彼は一日も休むことなく稽古に来てくれました。
更には稽古の予定が組みやすいからと私と同じバイト先に勤める始末。
誰よりも役者という役職に責任を持ってこの公演に熱い思いをかけてくれています。
しかも私の最寄り駅まで帰り道が同じなのです。
稽古場、バイト先、帰り道と、断トツで今年の夏に一緒にいた人です。
色々な話をしました。
彼が常々口にするのは、
4年生と何かやれるのはこれが最後かもしれないので。
今回の公演は私を含めて4年が数名参加しています。
しかしこれも本当の本当に最後の本公演の参加。
そこに同じ気持ちで付いて来てくれる熱い奴がいるのは本当に感無量です。
基礎練習も手を抜きません。
変顔をしてる訳ではないですよ。
表情筋の練習です。
よく言われる話ですが、演劇は自分の殻を少しずつ破っていくトレーニングが必要です。
舞台上で告白しないといけなかったり、泣かないといけなかったり、時には恥ずかしい姿を晒すこともあります。
彼は今回の役者の中で一番その殻を破って来たのではないかと思います。
イジられキャラだからこそ色んなものを求められてきただろうし、それに応えて沢山の殻を破ってきたのではないでしょうか。
その今までの生活なり、経験なり、彼が過ごしてきた時間が直結で演技に出る感じ。
彼の演じるキャラクターは身近で愛着が湧きます。
私が作演をやることが決定した時、早々に彼に役者のお願いをしました。
今回彼が演じる役も皆さんにとって親近感の湧くキャラクターに仕上げてくれています。
是非金屋嘉希の演技をお楽しみに。
飲み会でマジシャンのお兄さんにお手伝いをお願いされた金屋。
初対面の人にもイジられちゃいます。
イジられキャラが顔から溢れでもしてるんですかね・・・。
2018年度秋本公演
こんばんは、2018年の秋本公演の主宰を務めさせて頂きます4年千田です。
座組みが動き出して早1ヶ月ちょい、多摩劇ツイッターの更新に甘えてブログを怠っておりました。
気付けば公演本番まで2週間を切り、焦ってこの記事を書いています。
多摩劇は座組みが発足したらこのブログにて活動報告をしていくのが常でしたが、今回は世の移り変わりを意識しツイッターを中心に情報発信をしてまいりました。
だって皆んなツイッターみるじゃない。
もしかしてブログとか古いの?見る人いなかったりする?
だったら新しいことしたくない?
そんな様な気持ちが各所に現れたのですかね、今回は従来の多摩劇にない新しいことに挑戦しています。
一つや二つならいいものの、結構いろいろ手を出して見ることになってしまいました。
本日はそのわがままが存分に発揮された、仮組。
どんなわがままかは観に来てくださった方のお楽しみとして、今日考えたことをお話しさせて頂こうかなと。
少々お付き合いください。
仮組とは舞台セットや照明、音響など舞台の設計を実際に組み立てて確認し、不備があれば本番までに修正、要望があれば各部署に連絡と、劇を作るのにとても重要な行程になります。と、私は思っています。
それまでは計算上でそれぞれの部署が各自で作業を進めるので、実際にそれを持ち合わせてみれば不備が出るのは当たり前なわけです。
もちろん今日も計算と合わないところが数点出てしまいました。
それまでやって来たことを白紙にしないといけないことだってあります。
だってしょうがないじゃない、計算だとそれでよかったけど実際作ってみたら全然想像と違ったんだもの。
自分が熱意を持ってやったことをドブに捨てるって相当しんどいことです。
しかし複数の人が何か一つのことをやり遂げる時、何かを切り捨てないといけないこともあります。
誰かの不満だったり、努力だったり。
劇は一人では作れません。皆んなで一つの目標に進むのです。
その為に誰かがグッと歯をくいしばることだって時にはあります。
でも演劇とは素晴らしいものです。
その皆んなの中に一人一人の会話があります。
お互いがお互いの気持ちを汲み、フォローしあい、励ましあって、一つの目標に向けて全員で歩幅を調節することができます。
お互いがそれぞれの部署で作ったものを組み立て、不備がでたら、他部署が汗水垂らしてるの見て、それこっちでカバーできるよ、だから一回汗拭けよって言えるんです。
脚本の構成、演出のバランス、役者の演技、音響の臨場感、照明の華やかさ、制作の緻密さ、どれが欠けても完成しない演劇だからこそ、どの部署もお互いを尊重できるんじゃないだろうかと思います。
演劇だけじゃないかもしれないですね。
日常生活そういう場面多いのかも。
でもそういう時って大体自分も疲れてるので相手のことまで考えられなかったり。
演劇って、ちょっと非日常的だからそう思う余裕があるのかな。
演劇やっててラッキーだったな。
知れてよかった。
でもこの公演もあと2週間もせずに終わっちゃうのか。
まだブログ一回しか書いてないのに。
あーあ。
新しいこともいいけどね。
慣習にも習ってみるのもいいのかね。
ま、私は新しいことがしたいけど。
そんなことを考えてました。
長くなりましたが、素晴らしい座組みに恵まれて、私のわがままは素敵な形をもって実現しそうです。
沢山の方々に観に来て頂きたいです。
お時間ありましたら、是非よろしくお願いします。
結末は…
こんにちは。劇団アインザッツ主宰(だった)山根です。
公演日程の変更などもあった中、
お客様に足を運んでいただけたこと大変感謝しております。
千秋楽から少し日が空いてしまい申し訳ありません。
夏公演最後のご挨拶をさせていただきたいと思います。
少し長いですがお付き合いくださいませ。
今回の公演は、カラマーゾフの兄弟をベースに私なりにいろいろ考えてることを詰め込んで形になりました。
原作は、農奴解放期のロシアで新聞連載されていたもので、宗教観や身分的な格差が当たり前に存在し、名前も父称があったりあだ名があったりで複雑で今の日本人には分かりづらいと言えると思います。
しかも作者は敬虔な信徒なのに神の存在を否定する登場人物がでてきたり、好色で衝動的な登場人物の名前が作者と一緒だったり…
様々な書評も読みましたが、読めば読むほどなんでこんな作品を書いたのだろうと思いました。
挙句、絶筆ですし…ここで死なないでよ!!って思いました。(理不尽)
正直私は登場人物達の行動や何を考えているのかといった点は完全には理解できた気がしていません。
でも、この登場人物たちが実在の人物だったとしたらそれは当たり前のように感じます。
他人のことは自分には分からず、自分のことは他人には分からない。
もっと言えば、自分のことさえ自分には分からないことがある。
人間関係を持てばお互いを傷つけることもあるし、血が繋がってようが反りが合わないなんてこといくらでもあると思います。
なんかうまくいかなくて後悔しても譲れないものがお互いにあって
もがいてももがいてもどこかに苦しさが残り、それでも今この時を最善の選択をしながら生きていると信じている
そういうものなんじゃないか?と思ってあのような登場人物たちになりました。
ドミトリー、イワン、アレクセイ、フョードル、グルーシェニカ、カテリーナ、スメルジャコフ、グレゴリー、影、裁判官
どの登場人物にももう会えないのかと思うと少し寂しいですね
少し感傷的になってしまいます
さて、私には本来の原作の結末は続く予定だったからか意味深なようであり、すこしさらりとしすぎているような気もします。
続くということは未来があって、その未来が読めないのは現実も一緒で
何かを選び何かを捨ててその先に進んでいくしかない。
でも今は
劇団アインザッツ「黒い尾まがり猫のレゾナンス」ここまでで終演です。
”カラマーゾフの兄弟“ではなく”黒い尾まがり猫のレゾナンス“は皆様にとってどんな結末を迎えましたでしょうか
少なくとも私にはハッピーエンドでした!